ウワーッ、デュラチャの民が面倒すぎるーっになってたので夏以来HDDの片隅にアイデアをしまってたんですが、ちょっとだけ暇になったので掲示板を書いてます。なりきり企画として成功するかどうかは別にして世界観設定を練る段階でもう既に楽しいんだよな。なんかドロドロ~って気分では無くなってきてしまったので結構オカルトと近世ヨーロッパ風味に趣向が寄ってしまいそうなんだけど、どうか許してください。ドロドロが出来る余地はちゃんと作っておくし、ドロドロのために諸々のギミックを用意しておくつもりですんでね。
それで一旦諸々の途中経過を上げさせてもらうんですが、これには単に孤独に設定を作るのが寂しいので上げたりしたらば反応貰えないかな~という人寂しさ(一次創作に移らずになりきりチャットなんかを数年やり続けている私のような人間はこの種の寂しさをみんな共有しているものだと思うんですよね。どうだろう。違うかもしれない。私以外みんな一年くらいで他所の界隈に移っていくのかもしれねェな……)のためというのはもちろんあるんですが、ちょっとだけ人の意見を聞きたいことがありまして。ちょっとだけね。
それで本題。下にあるようにこのなりきりは近世ヨーロッパを重要なモチーフにしているんですが(私が好きなので)、下の設定みたいにそれっぽいだけの完全にオリジナルな世界でやるか、ある程度はオリジナリティを持たせつつ(魔法みたいな要素をぶっこむわけなので完全な歴史モノにはしません、キャラ設定とか作るのも難しくなりそうだし)「プロイセン」「ヨーロッパ」「神聖ローマ」あたりの名前も要所要所で出しちゃう感じでやるか迷ってるんですよね~。オリジナルだけで出来るんならたぶんそっちの方がいいんだけど「ヨーロッパ」、「ヨーロッパ」の響きは中々代えが効かない。エペウーロ大陸とかにするとパチモン感がすごいになる。とまあ私の所感ばかり述べてもしょうがないので是非意見を聞かせて欲しいんですが、みなさんとしては参加するなら、並行歴史ものっぽい感じの名前出まくり世界と完全オリジナル世界のどっちの方が没入感が出そうですか?歴史なんか知らねーからプロイセンもプルーセンもプルーストも変わんねーよバーカ、好きにしろ!みたいな意見もあればお聞きしたいところです。
【恋愛……?】太陽よ、われにこそ沈め【求婚/決闘/暗闘/死闘/陰湿/秘密結社/ファンタジー】
[ここにイイ感じの導入文を書く]
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【概要】
「太陽よ、われにこそ沈め」は、18世紀末の欧州大陸をモチーフに魔術などのオカルティックなエッセンスを加えた独自世界で展開されるなりきりです。「好悪に愛憎、野心と恋慕、打算と純情が渦巻きながらも並立する拗れた人間関係」をメインに据えつつ、「まるで理解できないものが日常の一枚下で息を潜めているオカルトとしてのファンタジー」「巨大な王権と列強同士の謀略にまみれた競争というダイナミズム、まだ神が健在で生活の至るところに根を張っているディテールを日々感じざるを得ない近世という異世界」を副次的なテーマとして、本なりきりは設計されています。されてはいますが、遊び方は自由です。
【基幹設定】
これらの設定は固定的なものではなく、管理人の思いつきや参加者の皆さんからの提案なんかによって動的に変化する余地があります。
○魔術、その他のファンタジー要素と世界観について
[西暦1776年の世界]
この世界に存在するファンタジー要素は"魔術"のみです。ドラゴンや人狼のような魔法生物は伝承の中か、分け入っても分け入っても鬱蒼と茂る原生林が続く山脈の、奥の奥まで探検してようやく出会えるようなものでしかありません。居るとすればですけど。
逆にファンタジーでないものはだいたい存在していて、12ポンドのぶどう弾を打ち出して魔術師だろうが将官だろうが平等に挽肉に変える野砲も、世界を根底からひっくり返そうと未だ雌伏の時を過ごしている蒸気機関も、主人の資金力を示すためだけに作られている広大な庭の芝生を手作業で維持することに人生を費やす庭師も、ちゃんと存在しています。
しかしながら!魔術。魔術だけがファンタジー要素とはいえ、これがなかなか大きな影響力を持っているのです。魔術師は己の存在を隠してなどいません。堂々としているどころか、王侯貴族の魔術師も全く珍しくないのです。教会が奇跡と称して魔法の行使と知識を独占していた時代に比べれば随分と小さく弱い存在になってしまったものですが、魔術師たちは依然として重要なパーツの一つです。例えば王様の近衛隊とか、例えば流れの傭兵団とかの。あとは……手品師ギルドとかのかな?
話が長くなりましたね。それでは本題、そんな魔術師たちが使う諸々の魔術の説明に移る……つもりはまったくありません!火を吹くのでも、傷を治すのでも、間抜けなネズミをオレンジ色に変えるのでも好きにやったらいいと思います。みなさんの想像力と自制心に全て一任します──最大でも、山の形を変えるくらいにしておいてくださいね!ここは設定の欄なので、そんなことよりも「学派」の話をしなければなりません。しかし、これが中々複雑でしてね……
[大陸ルーン学派(カルテジアン)]
ここ数百年の大陸で最も卓越した魔術師の一人、マルヌ生まれのルネ・デカルトはあるとき考えました。「最も短い呪文とは何だろう」、と。そうして既存の呪文から一文字ずつ削り、少しずつ短い呪文を考えていったデカルトは、ついには一文字の呪文を開発します。文字それ自体に呪力がある最も根源的な第一の呪文、「ルーン」の発見です。
この発見は大いに魔法界を揺さぶりますが、同時にある疑問も生み出します。「『あ』という文字それ自体に呪力が宿るなら、どうして『あたま』のような言葉は呪文にならないのか」──デカルトはこの問いへの答えを人間の思考に求めました。すなわち、思考能力を持たない獣は吠えるし、風に揺られて騒ぐ木々でさえ声のような音を出すことができる。それなのに人間だけが魔法を使えるのは、そこに人間の思考力が乗っているからにほかならない。であるからして、魔術のことなんて考えてもいない日常生活で詠唱が暴発することもそうそうないのだ、というわけです。
デカルトが没した後も、彼の作った枠組みは生き続けます。根源的で画期的な呪文ではあるものの、それ単体では魔力のそよぎを感じる程度で、全く使い物にならないルーン。そのルーンとルーンを合わせ、さらには呪文と呪文を合わせ、一度バラバラにした呪文を再び組み立て直す作業が大陸中で行われました。例えば「カルドロクス」が傷を癒し、「エクス」が強める、というような意味の呪文っぽいから、呪文「エクス・カルドロクス」はきっと強い治癒魔法になるに違いないぞ。……魔法をかけたら骨が伸びすぎて皮膚を貫通した!?中止ー、中止ー!そんな右往左往が幾度となく繰り返され、多くの"使える"呪文が集められました。そういった地道な試みに従事した魔術師たちや、あるいは更なる革新をもたらそうと努力したデカルトの後継者たちをひっくるめた呼称が「大陸ルーン学派」です。カルテジアンとも。
カルテジアンにとって魔術とは、「思考」と「文字」からなるものです。人が文字に願いを込めるとき、そこに魔術が生まれる。そのための道具は空中に文字を描くための杖でも、呪文を自分自身に埋め込んだタトゥーでもいいし、なんなら頭の中で思い浮かべるだけでもいい。それがカルテジアンの哲学です。魔術と言えば杖か魔術書だった時代も今は昔、大陸ルーン学派から多くの魔術媒体が生みだされたことは理解に難くないでしょう。しかしながら、文字を最も重視する考えのために、カルテジアンの魔術師は文字がたっぷりの真っ黒な魔術書を今なお携行していることが多いようです。
[テムズ魔力学派(ニュートニアン)]
(作成中)テムズ魔法界の理論家、アイザック・ニュートンによって形成された魔力学に端を発する潮流。これは定量的な「魔力」の概念を導入し、ありとあらゆる魔術を魔力と現象の間の変換とみなしていくつかの法則だけで全部を説明してしまおうとするシステム。
[イデア理論(カンティアニズム)]
(作成中)エス大とは別の、エルベの小さな魔術学校の教授であるイマニュエル・カントが提唱している、カルテジアンとニュートニアンのアイデアを統合した革新的な理論。革新的すぎて荒唐無稽なので散々に批判されてもいるが、最近エス大でも話題になってきた。
[伝統魔術]
(作成中)上の理論からあぶれたよくわからない魔術や、そもそも魔術なのかもわからないような呪いの類い。箒による飛翔は典型的な伝統魔術の一例だとされている。
[自然哲学]
(作成中)かつては魔術だと思われていたが、実は魔術師でなくてもできる、魔法なんか全然関係なかった色んな技術をひっくるめた分野。たとえば錬金術や"魔法"薬学はもともと魔術師のわざだと考えられていたが、丁寧に作業をすれば少なくない種類の魔法薬は一般人でも作れてしまうことが明らかになっている。なってはいるが、エス大のカリキュラムは硬直的なので今でもそういったものを教育している。
○学院について
[エストリヒ・メトロポーレ帝国魔術大学院]
(作成中)エス大。あるいは学院。テムズのアレワーツ魔法魔術学校に並ぶ大陸随一の名門。帝都たるウィーンの郊外か、あるいはシュヴァルツヴァルトの奥の奥のクソ田舎に位置する予定の総合魔術大学。帝国が金を出しているが帝国外からの留学生も多い。
[推薦人]
(作成中)帝大の入試方式は独特で、帝国内の有力者に推薦人として枠が割り振られており、彼らが生徒を選ぶ仕組み。推薦人によっては親戚の子弟を入れたり、ガチガチの試験を実施したり、金で売ったり宝くじを発行したりしている。参加キャラクターの出自設定に幅を持たせるための舞台装置。
[メンズーア/学生決闘]
(作成中)学生同士の決闘。禁止されていることになっているが、週にいっぺんはどっかでやってる。メンズーアを吹っ掛けられて逃げたら臆病者の誹りは免れない。安全には十分配慮されており、悪くなっても嫁入り前の婦女子の顔に数ヶ月消えない傷が残る程度で済む。
[フェーデ/決闘]
(作成中)ガチ決闘。マジで禁止されている。十数年前に学内でフェーデがあり、死人が出たが、学院ぐるみで隠蔽された事件がある。
○国際情勢について
[ティーベル帝国]
(作成中)マジカル・神聖ローマ帝国。神聖ではないのかもしれない……
[帝国諸侯-ライタ帝冠領]
(作成中)マジカル・ハプスブルク帝国。ドナウ帝冠領と呼ばれていた世界線もあった。
[帝国諸侯-マイン公国]
(作成中)マジカル・バイエルン。バイエルンだけだとキャラ(?)が弱いのでザクセンとかボヘミアのエッセンスも入るかもしれない。
[帝国諸侯-エルベ王国]
(作成中)オカルト・プロイセン。皇帝家の宿敵その1。戦争に強い。戦争以外全部弱い。
[帝国諸侯-トラーヴェ市]
(作成中)リューベックあたりの帝国自由都市がモチーフのマジカル・交易都市。右も左も王侯と教会ばっかで前近代的なこのなりきりに自由が息をする場所を設けるために作られている都市。帝国領内でありながら言論の自由とかが保証されている学内では数少ない領域。
[テムズ連合王国]
(作成中)マジカル・グレートブリテン。皇帝家の宿敵その2。海洋覇権国家。四つくらい寮がある名門のでかい魔法魔術学校がある。でかい植民地が新大陸にあり、ティーポットにではなく港の水に茶葉を入れる奇習で有名。
[マルヌ王国]
(作成中)マジカル・フランス。皇帝家の宿敵その3。帝国とは対立しているがテムズとの仲の方が絶望的に悪いので最近は帝国と手を組むことも珍しくない。ないが、だいたいエルベ辺りが寝返ってテムズに負ける。
[ヴォルガ大公国]
(作成中)マジカル・ロシア。1776年のロシアは既に帝国を名乗っているからそれでもいいんだけど、ティーベル帝国と紛らわしくなりそうなので大公国にされた。伝統魔術が盛んで、リスを生贄にして召喚したオコジョを生贄にして召喚したオオカミを生贄にして召喚したグリズリーを操る門外秘伝の闇の魔術などがあり、最近エス大でも教えられるようになってきた。
【参加前に読んでほしいところ】
○設定について
・参加枠として[王子]、[令嬢]と[その他]の枠を設けています。
・[王子]は彼との結婚にとんでもないメリットが存在する男子学生として設定を作ってください。とんでもないメリットなのでとんでもない設定でOKです。例えば有力な王族の嫡子で王位継承順位第一位、とかとか。
・[令嬢]は王子と結婚する動機を持つ女学生であれば他は何も問いません。出自も自由です。家から嫁入りのプレッシャーを掛けられてるけど本当は……みたいなのも可!
・[その他]は王子と令嬢以外の全てです。例えば令嬢の身の回りの面倒を見るために家から派遣された執事さん、結婚も政略も考えずにただ学究の為に入学した奇人、パトロンになってもらっている某家には逆らえず良いように使われている研究者兼教員の貧乏魔術師などなど、令嬢と王子の枠に留まらないキャラクターを自由に作ってくださって結構です。
・世界観設定で明示されていない部分は自由に創作してもらって構わないのですが(例えば自分で新しい国の設定を考えてそこの王族を名乗るとか)、なんか違うな~、ちょっと厳しすぎるな~と思った場合は受け入れを拒否する場合があります。
・逆に、既存の世界観設定とちょい矛盾するようなキャラ設定であっても"刺さる"場合は設定の方を書き換えて受け入れることもあるかもしれません。ともかく、攻めた設定を作りたい場合は遠慮なく管理人まで相談を。
○なりきりについて
・3L可です。王子vs令嬢のみに恋愛関係を限定するものでもありません。
・概ね2枠以上のロルを目安としています。
・キャラロストありです。もちろん、関係者の同意を取ってからにしてください。
・確定ロルとかそういう感じのバッドマナーなやつはやめてください。怒ります。
・部屋の趣向上、いろいろとドロドロすることがあると思いますし、そういう関係性をPC間で作りこんでもらうことは歓迎しているのですが、あんまりにもあんまりだった場合はなりきりの秩序を維持するために適当な措置を取る場合があるかもしれません。
○運営について
・本なりきりは参加者が一人でも現れた時点で稼働を開始します。稼働期間は2~4週間前後が目安の予定です。
・参加者による部屋立ては自由です。名前は「【掲示板】われにこそ」とし、画像をオフ、ノックはオンで。
・見学は基本的に許可します。見学であることがわからない名前の場合、警告なしで蹴る可能性があります。
・基本的にどの参加枠も人数は無制限ですが、[王子]については、[令嬢]の人数との比率等を鑑みて一時的に募集を停止する場合があります。
・人数管理のため、キャラクターの設定投稿の前には参加枠を明示した形で予約をお願いします。予約期間は5日間で、2回まで5日ずつ延長が可能です。
【設定テンプレート】
「1から3個で」
「SVを」
「冒頭に」
参加枠:王子/令嬢/その他から選択。その他の場合はその他(教員)というような感じで立場の明記を。
名前:洋名のみ。読み仮名必須。
性別:生物学的性別を。
年齢:学生の場合は17歳以上、22歳以下。学生でなければ年齢は自由ですが、赤子のロルは難易度が高いでしょうね。
内面:完璧な人格者よりはちょっとした問題児の方が見ていて面白いと思います。
外見:絶世の美男美女であっても問題ないどころか、むしろ推奨します。相手を口説きに行くんですから、自信持ってもらわないとね!自分の容姿がどのように優れていてどういうところが美しいのかを筆舌尽くして表現してください。もちろん、フツーの容姿でも問題ありません。また、参考画像を用いる場合は、自作でもPicrewでもAI生成でも構いませんので出典を明記してください。
出自:出自って言っても何を書いたらいいのか分かんないよ~~って方は、「どういう身分に生まれ」「どういう風に育ち」「どういう人間になったのか」が分かるように書いたらいいと思います。
魔法:そのキャラクターが魔法を使う方法を指定してください。例えば杖、魔術書、指輪、詠唱、入れ墨、特定の動作、魔法陣などなど。
募集:あればここに。王子/令嬢であっても、結婚相手を探している場合はここにちゃんと書いてください。
【メンバー】
[王子]
[令嬢]
[その他]
【関連掲示板リンク】
・雑談掲示板
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・創作/設定掲示板
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