五億年前のロル引っ張り出すぞ〜^^
登場ロルとヤクキメロルの二本立てです。お相手様の名前は伏せていますが何かしら迷惑をかけたら本当にごめんなさいという看板を首から吊り下げています。
くっううう、あー、や゛っば……!(愛用のドラッグを2、3本程度注射した腕に痕が覗くことなど気にもしないで直走り。フードを深く被っているとてそこから漏れ出る呼気に興奮と狂気が混じっていることなど誰にでもわかる其れ。恍惚の言を喉から絞り出せば、目的地を告げる煩い鈴の音を握りつぶすように止め——その××店の扉に手をかける、という仕草さえ忘れ、そこにある透明で少し自分の身が反射しているモノは幻覚ではなく硝子だということさえ分からず、——がしゃん、と音を立てて、闖入者は貴方の前に転がり出ようか。黒い毛玉——のように丸めた背を伸ばしながら、血をだくだくと流して。勢いよく喋り始めようとするも息が詰まり、咳き込んでは貴方に、叫ぶようにして話しかけ。興奮と恍惚に、声が蕩けるのを自覚。)××——っは、うぐ、×××さんであってます?あってますよね?だって見たもん、このお店、ですよね!探してたんですよお、強いひと!!やあっと見つけたアッ♡
ぐう、うっ、う、う、ふーっ、……、ふー、はあ、っ、はあ、……(全てが頭の中で弾けていて、それはあたかもゲームで遊んでいる時のようなめくるめく衝撃、投げかけられる音階はピアノより肉の味が濃くて吐き戻しそう、1秒ごとに態度を変える閃光は、己の視界を焼いては結像、ずるりと成形されるのはうつくしいゾウが何度も水になりゾウに戻るピンクの演目、——相手がかぶりを振ったことも、手を突き出したことも、そして相手が己が叡智を己へ振る舞おうとするのも知覚出来ず——そうして、”××”を以てはじめて、あなたを意識したようにフードがゆらゆらと動いて。先ほど投げかけられたものが、音節が言葉だと、そうしてその文章もようやく咀嚼・嚥下しては、冷え切った脳に、そっと差し込まれる毒。返事は、もはや落ち着いているが、然しそれにしては——ただしく沈んでいる、とそう表現するのがふさわしいほど、色を失っていよう。)……じゃあなんで、今までしなかったんですか、
なんかこれだとマジで伝わらないなと思ったので補足すると自分は登場ロルに周囲の雰囲気(天気/室内・室外/自分の纏う雰囲気)と自分の外見(服装・テンションの高低・挙動)とを必ず書くようにしてます。あと相手からロルが返ってきたらそれに対してどう感じているかをある程度描写して、ただ内心を見せすぎないようにも気を付けているつもりです(これはできている気がしません)。コツは受け身と自分の能動的な行動の比率を6:4にしつつ、相手も自分もかっこいい感じにロルを頑張ること。相手が例え自分の性癖から外れたキャラクターであっても「かっこよさ」「可愛さ」「素敵さ」を自分の側から描ければ双方にとって楽しいロルができると思っています。
狂ってる描写が多いのは比喩を多用するとなんかロルが綺麗に見える(当社調べ)し比喩を多く使うには狂人が向いてるからです。狂人、思考を散漫させがちでいろんな物事と関係ない物事を妄想で結びつけるんですが、これが最初の方に適当に打ったロルの比喩をさも伏線で置いてましたよみたいな顔で回収できるいい感じの働きをしてくれる。あと景色とかがなんかそのままキャラクターの現状の暗示になったりする。
まあ多分狂人じゃなくてもできるとは思います!狂人は自分の性癖です!
楽しくロル、しよう!